受賞者コメント
 
T1 作品タイトル 「来週のパーティに着られる服、あったかな?」
作者 作品説明 素人の私が普段着を晴れ着にし、自分で着たいという思いだけが先行した作品です。ホルターネックで背中を出しドレッシーな雰囲気でありながら背中にゴムを入れどなたでも着易く、簡単にりメイクできるワンピースとボレロです。この作品をご覧になった方がこれなら私にもできる!来年は私も・・・と思っていただけたら幸いです。そしてこの作品を自分自身が着てみようと思います。洋裁は苦手ですがこのコンテストをきっかけに3年ぶりにミシンを出しました。
YOSHIKO
 
 
受賞者コメント
 
●受賞の喜び :
この度は、グランプリ受賞のご連絡にとても驚いております。投票してくださった皆様、ありがとうございました。展示会場での投票数も多かったと伺いました。この場をお借りして深く御礼申し上げます。東日本大震災からもうすぐ2年4ヶ月、衣服の大切さを感じています。「来週のパーティに着られる服、あったかな?」は身近な普段着を晴れ着にできたら・・・と、願いを込めました。この作品をご覧になった方が、これなら私にもできる!来年は私も・・・と思っていただけたら幸いです。
 
●製作した際に一番苦心したところ :
普段の自分よりちょっとだけ冒険があり、誰でも着られる気軽さのある晴れ着を表現することでした。一番苦労したのは、洋裁素人ですから型紙も書けない、ボディ・トルソーもなく、ハンガーに掛けたり自分で着てみたりしながら、なるべく手をかけず原型の縫製やファスナーをそのまま生かして、残布を少なくすることでした。ボレロは絽の羽織の袖2枚の縫い目をほどき数箇所留めるだけで着る人の体にそうように。かたちは変わっても日本の着物文化を継承し、次の用途も考慮して袖布にハサミは入れておりません。
 
●今後のリ・ファション活動の予定 :
今回の経験を生かし、積極的にまわりの皆さんを巻き込み、リ・ファッションイベントに参加して行こうと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。