生活スタイルを見直す”リ・ファッション”の推進によって、循環型社会の実現と、生活の質的向上を目指します。
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鈴木純子のリ・ファッション対談
(社)日本リ・ファッション協会、代表理事の鈴木純子が、リ・ファッションに関係するキーパーソンと対談し、リ・ファッションとは何かを掘り下げると共に、それぞれのリ・ファッションに捧げる情熱に迫ります。
第8回目は、株式会社ペーパーメイクオーバーの代表取締役社長新井康方氏をお招きしました。さあ、どのような対談が繰り広げられるでしょうか
鈴木 今回はリ・ファッション対談をお引き受けくださいまして、ありがとうございます。新井さんはとてもユニークな視点で当協会の言うところのリ・ファッションに取り組んでいらっしゃると伺い、ぜひお話をしたいと思っておりました。
新井 いえ、こちらこそ、興味を持っていただき、ありがとうございます。
鈴木 さっそくですが、メイクオーバーというのは、仕立て直すということですよね。
新井 そうです。お父さま、お母さまの思い出がつまった洋服をお子さまのための一着に仕立て直しています。お客さまからお預かりしたウェアを素材として、「お子さまの新しいウェアを作る」という、新しいファッション提案です。デザイナーがお預かりした洋服の特徴を活かし、一点一点、丁寧にリメイク・ウェアを創り上げています。
鈴木 確かメイクオーバーには仕事や財産を譲り渡すという意味もあったと思います。その意味で、両親の思いを子どもに伝えていく服づくりをされているわけですね。素晴らしい!
新井 お客様には、まだ着られるから、もったいないからリメイクする訳ではなく「家族の思い出がつまっているもの」「自分が愛したもの」「ものの大切さを教えたい」と、そんな気持ちで、仕立て直しを考えていただきたいと思っています。
鈴木 なるほど。“もの”以上に“こと”重視で循環をとらえている日本リ・ファッション協会の志と通じるものがありますね。
それ以外には、どのようなことをなさっているのですか。
新井 オリジナルデザインで子ども向け商品を作っています。子どもが着たいものではなく、親が着せたいものという視点から、有名アパレルブランドにお願いして、普通に製作したのでは、弊社看板の循環型社会の提案にはなりませんので、エトロ、フェラガモ、プッチ等で使い切れず、数m余った素材を使い、生地をボタンと襟裏などに用いて、服づくりをしています。
最近、新しいデザインをブログで発表したところ、すごい人気を博し、たちまちのうちに売り切れになってしまいました。いわば、先行予約で売り切れ、追加生産に追われているといった状況ですね。
鈴木 それはすごいですね。何か特別なノウハウがあるのでしょうか。
新井 まあ、ノウハウはいろいろありますが、ネット販売で大事なことはまめな更新ですね。
鈴木 耳が痛い! 販売目的ではありませんが私もブログを書いています。もっとまめに更新するように頑張ります。
ところで、メイクオーバーのお仕事は長いのですか。
新井 昨年2009年の夏に法人化しました。
鈴木 私たちの協会設立とほぼ同時期ですね。新井さんは長いことファッションのお仕事をされていたのですよね。
新井 そうです。浜松にあるファッション関係の会社に25年間、勤めていました。ファッション販売に関して、ありとあらゆることをしたのではないかと自負しています。ジーンズ専門店の店長だったり、クロージングとカジュアルの両方のあるショップを任されたり、レディスとメンズを扱うセレクトショップで買い付けをしたり…。バイヤーの仕事も長いですね。店舗のデザインも手がけましたし、インターネットでの販売もやりました。
鈴木 本当にあらゆることって感じですね。その会社をお辞めになって、いまの会社を立ち上げたのですか。
新井 いえ、まずインターネットのビジネスで起業しました。それとリアルな店舗の開発や立て直しなどのコンサルティングも行っています。いろいろなプロモーションをしたり、ブランドを立ち上げたり…そうこうするうちに知り合いの会社でメイクオーバーをやろうということになり、社長を引き受けることになりました。
鈴木 なるほど、そういう経緯があったのですね。それにしても、本当に多岐にわたってお仕事されているのですね。新井さんのようなお仕事は、何と言ったらよいのでしょうか?
新井 そうですね、自分ではブランディング屋だと思っています。
鈴木 ブランディング屋、ですか?
新井 ブランドを生み、育てていく仕事です。いずれは、フランチャイズ化できるようなブランドを作りたいですね。
話は変わりますが、いま、ある商業スペースのプロデュースを手がけています。これがとても面白いというか、大変というか。「こんなの、あり?」というようなアイデアを出すと、「これ、面白いじゃないか、やろう!」と企画が通ります。なので、誰がやるんだというような細かいことを自分でやらざるを得ない状況になっています。でも、誰もやらないことだからこそ、面白い。
鈴木 どのようなスペースになるのか楽しみです! 新井さんが「こんなの、あり?」と思われるような企画ですから、非常にユニークなのでしょうね(笑)。ぜひ拝見したいです。オープニングの時には、是非お知らせくださいね。
新井 必ずご案内します。期待していてください。
鈴木 今日は、どうもありがとうございました。ファッション業界において物作りから販売まで、様々な知識をお持ちの新井さんには、これからもいろいろ教わりたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。

新井康方(あらい・やすまさ)
(株)ARTHURに25年在籍
取締役営業本部長としてマネイジメント、店舗開発、
マーケティング、ネット開発構築、多岐に要職を任される。
退職し、
2004年・11−34JAPANを代表として設立する。
ROENオフシャルサイト開発&運営、複数有名セレクトSHOPバイニング、
某ECサイトのリアル店舗開発、複数アパレル会社のブランディング、
ARTディレクター、
11-34JAPAN自社サイトでの有名ブランドとのコラボ、伊勢丹等へのコラボ対応等を
経て
2009・8月に(株)PAPERMAKEOVERを代表として設立。
伊勢丹、三越、丸井等で展開する。

・好きな食べ物:坦々麺
・座右の銘:媚びず、群れず、威張らず。
・好きな本:司馬遼太郎
・好きな飲み物:タンカレーのジンリッキ
・理想的な休日の過ごし方:散歩と酒、三昧。
・最後の晩餐は:好きな女性と過ごす至極な時間。
・手短かな自己紹介:歌って、踊って、司会が出来る、コンサルタント☆
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