生活スタイルを見直す”リ・ファッション”の推進によって、循環型社会の実現と、生活の質的向上を目指します。
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鈴木純子のリ・ファッション対談
(社)日本リ・ファッション協会、代表理事の鈴木純子が、リ・ファッションに関係するキーパーソンと対談し、リ・ファッションとは何かを掘り下げると共に、それぞれのリ・ファッションに捧げる情熱に迫ります。
第11回目は、株式会社空の専務取締役、森瞳氏をお招きしました。日本エステティック協会認定のエステシャンでDAY SPA NI-NAを運営されています。彼女の施術を受け、リフレッシュした後に、繰り広げられた対談は、どのようなものだったでしょうか。
 
鈴木 今回は、リ・ファッション対談をお引き受けくださいまして、ありがとうございます。とっても気持ちよかったです。今まで詰まっていたというか滞っていたものが取れて生き返った感じですし、一回り小顔になったような気がします。
なぜ、森さんにこの対談のお相手になっていただこうと思ったかというと、ずっとボディ・リ・ファッションのことを考えておりまして、まだ定義づけもはっきりとしているわけではないので、この段階でぜひ専門家のご意見も伺いたいと。本日は、そのあたりのことを中心にお願いします。
まずは、このお仕事に疲れたきっかけなどから伺わせてください。
子どもの頃からおしゃれが好きで、妹の髪を結ってあげたり、美容というものに対して、とても興味を持っていました。高校生の頃、アルバイトをしていたのですが、ファストフード系だと時給が600円、でもエステだと1,000円貰えたんです。正直、これも魅力でエステサロンなどでバイトをしていました。
鈴木 私も高校生の時、最初にしたバイトがセレクトショップというか、ファッション関係のお店でした。やはり根っこのところで興味があったということなのでしょうね。それで、就職もエステ関係だったのですか?
そうです。高校を出て、大手のエステサロンに入りました。でも、売らんかなの姿勢に馴染めず、そこを辞め、個人のサロンへ移りました。それで指名してくださるお客様も増えて、25歳で独立しました。というと、聞こえがいいかもしれませんが、車に必要なものを乗せ、お客様のところへ伺って施術。文字通り、走り回っていたフリーランス時代です。それから、現在の場所を見つけ、26歳でサロンをオープンしました。でも、最初はお客様がホントに少なくって、半年で貯金を使い果たしました。
鈴木 それで、どうされたんですか。
サロンを維持するために、バイトをしました。やはり、サービス業が多かったですけれど(笑)。そんな時、通勤電車の中でコンタクトレンズの車内吊りを見たんです。それは月々いくらという定額制でした。ああ、これだ!って、ひらめきました。それから、サロンのシステムを定額制に変更しました。
鈴木 具体的には、どのようなシステムなのですか?
エステというのは1回やったから即効果があるというものではありません。シミ、シワ、冷え…どれも、予防が大事で、定期的に続けてくことが一番大切です。なので、スポーツクラブのような会費制にしています。月々10,500円。これで、1ヶ月に3回までご利用いただけます。1回当たり、3,500円ですので、お客様もそれほどご負担にならず、気軽に通ってこられるのではないかと思います。これで、サロン側も会員数で月の売上げが見込めます。お客様もハッピー、私どももハッピー。このシステムをはじめた6年前からずっと通っていらっしゃるお客様もいらっしゃいます。
鈴木 それは、すごいですね。
ええ、その方は6年前と少しも変わりません。というと、あら効果がないのかしらと思われるかもしれませんが、そうではなく、6年前の若々しさをずっと保っているのです。私どもの施術はオイルマッサージを中心としたシンプルなものです。3ヶ月通っていただければ、いい状態に持っていけます。そして、そのいい状態をずっと保ち続けられるのです。
鈴木 それは、ますますすごい。
ところで、お仕事の醍醐味というか、面白さは何ですか?
そうですね。お客様の求めているツボにピタッとはまって、同調する時があります。その時は、最高に気持ちいいですね。自分勝手な、独りよがりの施術ではなく、お客様が求めているものを提供できた喜び。多くの症例を見ているプロの目でお客様にちゃんと伝え、きちんと施術をする。すると、同調するのですね。それがお互いに感じ取れ、お客様が笑顔で「ありがとう」とおっしゃってお帰りになる。それが一番嬉しいことです。
鈴木 では、逆にご苦労なことはありますか? 
苦労というか、人を育成することの難しさを感じています。女性は、恋愛、結婚、出産といったプライベートライフが、どうしても仕事に影響しがちです。
エステというのは、心と身体の疲れを取ることが役割だと思います。それには施術のテクニックももちろん大切なのですが、それ以上にぶれない人格といったらいいのかしら。プライベートはどうであれ、仕事は仕事として自分でレールを敷いてこなせる人になることが必要だと思います。修行中、自分はそういう教育を受けなかったので、うちのスタッフにはそれを伝えています。
鈴木 確かに女性のライフステージにはいろいろありますものね。
でも、それに流されずに仕事をして欲しいと思います。施術の際にお客さまに触れる仕事です。お客様の疲れを受け取ってしまいやすい体質の人もいます。自分を持っていないと、流されてしまうのですね。それが原因で辞めていく人もいます。テクニック的に優秀というだけでは勤まりません。
鈴木 森さんはどのようなエステサロンを目指しているのですか? これからの時代、提供したいサービスは、どのようなものなのでしょうか?
まずは、そのお客様一人ひとりに合ったトリートメントができる施術を提供することですね。そして、エステサロンに行くと、無理やり高いものを売りつけられるという悪いイメージを一掃し、美容院のように気軽に来ていただけるようなエステサロンを作りたい、と思っています。
鈴木 それが、スポーツクラブのような会費制に繋がるわけですね。
そうです。日本人はブランドに弱いところがあります。エステで言えば、テレビコマーシャルをたくさん流しているとか、芸能人が利用しているとか。でも、そういう時代はもう終わってきたのではないかと思います。一人ひとりの人格がモノをいう時代。だからこそ、自分自身の人格を高めて、本物の美しさを追求していきたいと思います。
鈴木 本物は私のキーワードです。本物の美しさとは、どういうイメージですか?
一言で言えば、内面からの美しさ。精神状態は、顔、身体、皮膚などに出ます。ボロボロの肌であれば、内面がボロボロだということです。浄化というか、心の状態までケア、メンテナンスできるサロンになりたいと心底思います。
今、思いついたのですが、エステサロンだけでなく、美容院や、ネイルなど、付帯サービスとしてではなく、それぞれのプロの技を1箇所で受けられるサロンができたら、素敵ですね。
鈴木 あら、私たちも同じようなことを考えているんですよ。心と身体にいいことをワンストップで受けられる「ボディ・リ・ファッション サロン」。自分の心と身体の状態に合ったものを取り入れるために、それぞれの専門家からアドバイスを聞いたり、施術を受けられるような。薬膳か、ドクターズレストランまであるといいね、なんて、夢を広げています。心と身体に合ったいいことを続けていくこと、それがきっとボディ・リ・ファッションなのかもしれません。この夢を現実のものにするために、これからもよろしくお願いします。
今日は、どうもありがとうございました。

森瞳(もり・ひとみ)
18才〜エステひとすじ。
現在、ハリウッド美容専門学校、ハリウッド大学院大学在学中。

・好きな食べ物は?
肉、山芋
・好きな飲み物は?
りんご酢
・好きな音楽(歌、曲)は?
your song  - Elton John
・理想的な休日の過ごし方?
体と心を癒せる場所でゆっくり過ごす。
・最後の晩餐は?
とんかつ
・無人島へ一つだけ持っていけるとしたら?

・好きな本は?
三国志
 
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